ずっと前から、白峰三山 * の縦走をしたかった。
* 北岳(3,192m)-(中白根山(3,055m))-間ノ岳(3,189m)-
(西農鳥岳(3,050m))-農鳥岳(3,026m)
なぜならば、日本で2番目に高い北岳、4番目の間ノ岳、
15番目の(西)農鳥岳など、3,000m を超えるピークが5座連なり、
1度登ってしまえば、縦走で全部制覇できておいしい! からだった ^^;
南アルプスの航空写真(Wikipedia)
何年も「行きたい、行きたい」と言い続けて
「さぁ、行くぞ」という時に登山地図を買っては行けず、
登山地図と買った事を忘れて、次のチャンスにまた買って...
と、登山地図は3冊にもなってしまった ^^;
「北岳には縁が無い」
今年に入ってからも、お天気や Krispy の予定(行く気の無さ)で
6月、8月×2、と3回も流れ、今年最後のチャンス、と、この連休に賭けたのでした。
1週間前の天気予報ではバッチリ晴れだったのに
数日前には、のろい台風のせいで台風予報。
結局、台風はギリギリで去り、台風一過のピーカンのはずが
なぜか低気圧が来ていて、午後から次の日に掛けて雨とのこと。
2週間前に槍ヶ岳に行った Krispy は
天気予報では雨だったのに、現地に行ったら晴れていた。
この経験から「とりあえず、現地入りして、天候を見て考えよう」と出掛ける事に。
で、現地に行ったら、結構、登山客もいるし、曇りだし、決行することに。
7:50 のバス(奈良田-広河原)に乗って、
8:45 広河原出発(1,520m)-14:45 肩の小屋(3,000m)着。

(本当は赤+青いルート[赤い点が小屋]で行く予定だったのが、
赤いルート[青い点が小屋]になりました。黒い点がピーク / 雷の鳴っていた稜線 /
肩の小屋の私たちのスペース。混んでいる時は4人分)
...と書くとアッサリだけど、
15:00頃から雨の予報が、11:00頃には降り出し、お昼過ぎにはかなり本降り。
しかも、稜線に出る辺りから雷が「ピカッ、ドシャーンッ」。
勿論、森林限界で木などなく、岩の陰に頭を抱えてしゃがみこむ。
雷様に選ばれたら、一巻の終わり。そして、ほふく前進の様に前に進む...
そして、そして、私は高山病の症状が出ていてキツかったー。
(多分、雨のため、無意識にペースが速くなってしまったと思われる)
小屋に着いた時は、「生きて着いたー」と涙が出そうだった。
本当は肩の小屋ではなく、その先の北岳山荘に行きたかったのだけど
雨と雷と私の高山病で断念した。
その後、夕方雨は一旦、止んだが、夜中は大雨。

(2日目の朝。肩の小屋前 / 肩の小屋からの景色)
2日目。
天気予報は午後から晴れどころか、1日中雨。3日目は晴れ...
天気も悪いし、私が高山病でほとんど眠れなかったこともあり、
北岳だけ登って、下山することに... ショック...

(北岳山頂から雲がちらっと切れて間ノ岳の方が見えた /
北岳を少し降りた所から北岳を見上げる)
小屋から北岳までは1時間位だったので、ヘロヘロになりつつ、登頂 (^-^)v
山頂では、この日で1番 お天気が良かった。
そして、下山。下山するにしたがって、雨は本降りに。
しかも、帰りに選んだルートは急で、岩やハシゴの1歩が広く
高山病の頭に響き、下りなのにスピードが出ず、辛かったー。
登りは、まだ目的があるので、がんばれるけれど
下りは目的もなく、ひたすら修行だった。
雨で岩、石が滑りやすく、何度か滑り、膝も痛み出した。
食欲も全く無かった。
やっと「お腹空いたな」と思った時はゴールまで1時間位の所。
そういえば、やっと気持ち悪さと頭痛も治った。
高度順応はこんなに下の方(2,000m位?)しかできていなかった。
6:15 肩の小屋出発(3,000m)-7:30 北岳山頂(3,193m)-13:30 広河原(1,520m)着。
「生きて着いたー」と、またまた、涙が出そうだった。
今回はやばかった。下りも本降りなのに、すぐにしゃがんでしまって、
Krispy が根気強く待っていてくれなければ、動かなかったと思う。
そして、動かない内に体が冷えて、更に動けなくなっていたと思う。
雨は想像以上に体力を奪うしねー。雨は気圧を下げるしねー。
乗り気でない Krispy を置いて、1人で行ってしまえ。
とも、思ったのだけど(その時は晴れの時に行くけれど)、
やめておいて良かったです。
...少し、元気になった帰りにそんな事を考えていたのだけど、
ゴール手前の広河原山荘(Krispy がビールを飲んだ)では
単独行で行方不明になっている人の情報提供の紙などが張ってあった...
ひとごとではないなぁ。

(広河原から振り返った景色。本当は右上に北岳が見える。
真ん中の雪渓の横を下るのが辛かった / 湯島の湯は貸切 ^-^)
帰りは冷えた体を 湯島の湯 で暖めて、
小作 でほうとう食べて、巨峰買って帰りました。
今回、反省したこと。
1. 3,000m 級をあなどってはいけない
2. 雨の予報の時は山行はやらない
今回、久し振りに筋肉痛がひどいです。
雨の日は景色も見えないし、
お喋りしても、カッパのフードで聞こえないし、つまらないです。
洗濯物(靴、カッパ、ザックカバー)も増えるしね。
この辺りのページで、お天気の景色を堪能させていただきます T-T
夏山愛好家
きままな山登り
suzukaさん
いつかリベンジするぞー(でも、しばらくは遠慮しておきます)。
今度は、黒川 記章さんデザインの「北岳山荘」に泊まりたいです。
富士山が正面で、お手洗いはバイオトイレで水洗なんですって。
こんなページがありました。
山ばっじのページ
日本の山 Top50
この辺り、登ったかな...(●が今回登れなかった所)
1. 富士山(3,776m)、2. 北岳(3,192m)、3. 奥穂高岳(3,190m)
4. 間ノ岳(3,189m)●、5. 槍ヶ岳(3,180m)、9. 北穂高岳(3,106m)
11. 前穂高岳(3,090m)、15. (西)農鳥岳(3,050m)●
19. 乗鞍岳(3,026m)、25. 木曽駒ケ岳(2,956m)、26. 白馬岳(2,932m)
31. 西穂高岳(2,909m)、32. 白馬鑓ヶ岳(2,903m)
41. 空木岳(2,863m)、45. 常念岳(2,857m)...
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